2016.07.25
こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。
![旅館の朝食 旅館の朝食](https://xn--38jucsfx82m8x0c.com/swfu/d/auto-bSaZTR.jpg)
みなさん、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?
私は食事について勉強するようになってから、
この言葉を知りました。
「まごわやさしい」は、
バランスの良い食事の覚え方です。
ま…まめ
ご…ごまやピーナッツなどの種実類
わ…わかめなどの海藻類
や…やさい
さ…さかな
し…しいたけなどのキノコ類
い…いも
これらの食材を意識して取り入れることで、
バランスの良い食事になるようです。
この「まごわやさしい」に、
発酵食品の「こ」を加え、
「まごわやさしいこ」
とする考えもあるようです。
![かぼちゃの煮物 かぼちゃの煮物](https://xn--38jucsfx82m8x0c.com/swfu/d/auto-kgdWES.jpg)
これを初めて見た時、
栄養について勉強しなかった私でも、
すぐに思い当たることがありました。
『和食』です。
和食のメニューにすると、
この食材がだいたい入ってくるのです。
私は、この言葉から、
焼き魚定食のイメージが浮かんできました。
ごはんに、わかめと豆腐の味噌汁。
魚があって、ほうれんそうの胡麻和えや
いもの煮っ転がしがあって。
ここに、お新香があれば完璧。
これって、ホームドラマに出てくる、
ちゃぶ台の上の日本の食卓のイメージですよね。
![ちゃぶ台 ちゃぶ台](https://xn--38jucsfx82m8x0c.com/swfu/d/auto-uH2p50.jpg)
現在はハンバーグやカレーライスなどの、
洋風料理が並ぶことが多いと思いますが、
栄養バランスを考えた時に、
「和食」というのを見直すものいいかもしれません。
そういえば、2013年に和食は
「ユネスコ無形文化遺産」に登録されましたしね。
「脳力ごはん」でも、第1回目の講座は、
皆さんで大豆から味噌を作り、
昆布とかつおぶしで出汁をとった
お味噌汁をいただきました。
![おにぎり おにぎり](https://xn--38jucsfx82m8x0c.com/swfu/d/auto-jWETfx.jpg)
和食は、お子さんたちからすると、
あっさりしていて、食べ応えが無いかもしれません。
食事を作る側からすれば、
なるべく使う道具はフライパン一つ、
ワンプレート料理で済ませ、
洗いものを少なくしたいと思うでしょう。
私も、そう思います。
ガっツリ、肉たっぷりの方が子どもは喜びますし、
私も洗い物は少ない方がうれしいです。
特に、魚焼きグリルを洗うのを嫌厭してしまいます(笑)
![ひじきの煮物 ひじきの煮物](https://xn--38jucsfx82m8x0c.com/swfu/d/auto-JLYXFi.jpg)
とはいえ、
子ども達には色んなものを食べて欲しいと思うし、
健康でいて欲しいと思うので、
和食を取り入れようと頑張っています。
そういえば、
そんな食事を心がけていると、
ケチャップやソース、
マヨネーズを使うことが少なくなりました。
その代わり、醤油の消費量は半端ないんですけど…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。