材料は3つだけ

2016.06.17

こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。

市販の味噌



3月に開催された
脳力ごはんプロジェクト第1弾、
水口麻衣子先生による、
「味噌と出汁のワークショップ
『頭のよくなるお味噌を作ろう』」では、
参加者の皆さまと一緒に、味噌を作りました。

水口先生は、味噌作りのワークショップを、
各地で開催されていて、
先日、赤穂市で行われた味噌作りの様子は、
毎日新聞に掲載されました。

(掲載記事はこちら)
http://mainichi.jp/articles/20160612/ddl/k28/040/282000c


水口先生が、
この味噌作りのワークショップで言われていたことが、
私には印象的でした。

「昔はどの家庭でも作っていたものなんだから、
作り方がそんなに難しいわけがない」

そういえば、「手前味噌」という言葉もありますもんね。
(語源にはそのほかの意味もあるようですが…)

大豆



いざ、作ろうとしたときにまず驚いたのは、
材料は
大豆


この3つだけ。

「え⁉︎3つだけ⁉︎」
私ってば、
味噌は大豆から作られているのは知っていたのですが、
大豆以外の材料を知らなかったんです…。

そして、
「これ何?こうじ?」
そう、あれだけ塩麹が流行ったにもかかわらず、
麹がどういうものであるか、知りませんでした。



いやはや、お恥ずかしい…。

麹とは、ウィキペディアによれば、
「麹、糀(こうじ)とは、
米、麦、大豆などの穀物に
コウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした
微生物を繁殖させたものである。」
ということ。



なるほど。

今回の味噌作りで使ったのは、米糀。
水口先生の地元、たつの市に唯一残る、
昔ながらの糀製造所「井戸糀店」の、生糀。

袋を開けた瞬間、甘い香が…。
「甘酒だ。香りでお腹いっぱいになれそう」。
甘酒って、酒粕で作るのだと思っていたら、
米と米麹でも作れるんですね。

甘酒



蒸した大豆と麹、そして塩を、
先生のかけ声でつぶしたり、混ぜたりして、
味噌を作りあげました。



自分で作るって楽しい‼︎

毎日新聞の記事にも載っていましたが、
簡単な作業なので、
小さなお子様も、一緒にできちゃうんです。


水口先生はおっしゃってました。

「高価な食材をそろえるのは大変だけど、
身近な調味料をそろえるのは、
それほど難しくはない。
まずは調味料から見直してみましょう」

食材の味を活かすのも、調味料しだい。
自分が普段、どんな調味料を使っているのか、
見返してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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