2016.06.06
こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。
皆さんは、ご自分が何を食べているのか、意識されていますか?
『食べる』というのは、当たり前のことすぎて、
なかなか意識しづらいものです。
ですが、
私たちのカラダは、私たちの食べたものでできています。
過去に食べたものが現在の自分を作り、
今日食べたものが未来の自分を作ります。
そしてこの『食べる』ということは、
水口先生も講座の中でおっしゃっていましたが、
『自分の意思で、摂取するものを変えられる』ものなのです。
大人であれば、
お酒を飲みすぎて、二日酔いになれば
「あ~、飲みすぎちゃったな」と反省します。
暴飲暴食をした後に、
会社の健康診断であまり良くない結果が返ってくれば、
「不摂生だったな」と振り返ることができます。
中には、
「3ヶ月後に健康診断があるから、
それまではアルコールを控えよう」などと、
予定を立てる方もいるようです。
しかし、お子さんの場合、
高校生になれば、
自分でお菓子を買ったり、
友達と外食をしたりして、
自分の判断で食べ物を選ぶこともあると思いますが、
中学生までは、
朝ごはんはご家庭で、
昼ごはんは学校で給食を、
夕ごはんはまたご家庭で、というパターンが多いはずです。
この場合、
お子さんが食べるものを
自分で判断するということではなく、
食事を作った人が提供してくれたものを
お子さんは食べるということになります。
お母様やお父様が作った食事によって、
お子さんのカラダが作られているということです。
もちろん、食事を作っておられる方は、
カラダに悪いものを
食べさせようとしているわけではありません。
むしろ、なるべくカラダにいいものを、
そしてお子さんが喜ぶものを、
日々頑張って作っておられるはずです。
こうして頑張っておられるのに、
自分の知らないうちに、
お子さんの成績の伸びにフタをするような食事を、
お子さんに提供しているとしたら、
それはとても悲しいことです。
『ヒトのカラダは、食べたもので出来ている』
ということを意識して、
食べるものを選択し、
摂取するようにしていきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。