2016.07.25
こんにちは。
食事から生徒さんの学習サポートを提案する、
食育栄養コンサルタントの神澤記子です。
みなさん、「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?
私は食事について勉強するようになってから、
この言葉を知りました。
「まごわやさしい」は、
バランスの良い食事の覚え方です。
ま…まめ
ご…ごまやピーナッツなどの種実類
わ…わかめなどの海藻類
や…やさい
さ…さかな
し…しいたけなどのキノコ類
い…いも
これらの食材を意識して取り入れることで、
バランスの良い食事になるようです。
この「まごわやさしい」に、
発酵食品の「こ」を加え、
「まごわやさしいこ」
とする考えもあるようです。
これを初めて見た時、
栄養について勉強しなかった私でも、
すぐに思い当たることがありました。
『和食』です。
和食のメニューにすると、
この食材がだいたい入ってくるのです。
私は、この言葉から、
焼き魚定食のイメージが浮かんできました。
ごはんに、わかめと豆腐の味噌汁。
魚があって、ほうれんそうの胡麻和えや
いもの煮っ転がしがあって。
ここに、お新香があれば完璧。
これって、ホームドラマに出てくる、
ちゃぶ台の上の日本の食卓のイメージですよね。
現在はハンバーグやカレーライスなどの、
洋風料理が並ぶことが多いと思いますが、
栄養バランスを考えた時に、
「和食」というのを見直すものいいかもしれません。
そういえば、2013年に和食は
「ユネスコ無形文化遺産」に登録されましたしね。
「脳力ごはん」でも、第1回目の講座は、
皆さんで大豆から味噌を作り、
昆布とかつおぶしで出汁をとった
お味噌汁をいただきました。
和食は、お子さんたちからすると、
あっさりしていて、食べ応えが無いかもしれません。
食事を作る側からすれば、
なるべく使う道具はフライパン一つ、
ワンプレート料理で済ませ、
洗いものを少なくしたいと思うでしょう。
私も、そう思います。
ガっツリ、肉たっぷりの方が子どもは喜びますし、
私も洗い物は少ない方がうれしいです。
特に、魚焼きグリルを洗うのを嫌厭してしまいます(笑)
とはいえ、
子ども達には色んなものを食べて欲しいと思うし、
健康でいて欲しいと思うので、
和食を取り入れようと頑張っています。
そういえば、
そんな食事を心がけていると、
ケチャップやソース、
マヨネーズを使うことが少なくなりました。
その代わり、醤油の消費量は半端ないんですけど…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。